解説
あの夏の光がつくりだした影の中を走るヒロシマのトラム。 その軌道の中で、はかない命の光をともす少女と、青白い人々の影が交差する。 声高ではなく、静かな悲しみと、再生を願って、ひとりの少女がゆっくりと語りだす。 眩い光に包まれた、1945、ヒロシマ。 遠ざかることのない、あの日の記憶の物語。
戦後65年。決して忘れることのない、あの夏の日……。 ヒロシマのトラムの軌道に乗せて、ひとりの少女が静かに語る儚くも切ない物語。 あの日、あの場所にいた人たちから、戦争を知らない若い世代まで、すべての人たちへ贈りたい一冊。 装幀は北見葉胡の描き下し。 第1回広島本大賞ノミネート作品。
作者略歴
北森みお(きたもりみお) 広島県呉市生まれ。広島在住。大阪教育大学卒業。 主な作品に『時の十字架』(鉱脈社)、「ふしぎな夢」(『だいすきミステリー』偕成社)、「変身鏡の秘密」(『ミステリーがいっぱい』偕成社)など。
読者の声
無題
2011/08/25
S・Hさん(30代男性) さん
読み終えたとき、なんとも言えない余韻に浸れる、切ない物語です・・・
無題
2011/08/21
I・Sさん(20代女性) さん
広島FMで放送されたラジオドラマ『星夜行 約束のリボン』を聴・・・
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